2010.12.17
日本臨床環境医学会の編集委員会が霞が関ビルの東海大学フロアの会議室でありました。
 

2010.12.18-19.
福井大学日下教授が代表の厚労省労働安全衛生総合研究事業「化学物質の国際調和分類基準(GHS)に対応した感作性化学物質リスト作りとその応用による化学物質の安全使用」班会議でした。
いつもの田町です。
ちなみに発表中の元FUJITSUの湯田先生と一緒に福井大佐藤准教授が開発されたQSARについては,今年の代替法学会で授賞されたそうです。

素晴らしい!

さて,12/17はのぞみで上京です。

新幹線からの富士山(動画)です。

最初,市ヶ谷の化学技術振興調整機構にお邪魔しました。
大槻が代表の「アスベスト関連疾患への総括的取り組み」班のPOの方が変更になったそうで・・・後3カ月くらいではありますが・・・。

それで・・・JR市ヶ谷駅近く,可也散ってしまった銀杏や,寒椿!そして・・・さくら???
さくらっぽいですよね・・・
花は気持ちも和みます。
さて・・・ここから時間が結構あります・・・今日の「ちょっと寄り道/ブラ@タケミ」・・・は東京ウォーキングって感じでしょうか?

まずは江戸川橋駅から少し・・・小日向の今宮神社です。
 
行く途中には「神田上水」の説明板も・・・。
まずは,ここから・・・ウォーキング開始って感じですが,ご祈願は欠かさないように!
この辺りは御神燈が柱に掲げてありますよね・・・(先週の高知では榊でした)。
境内奥・・・花壇の先に・・・境内社があありました。天日鷲神社です。
冬の花壇も気持ちへの温かみは最高です。
では,ウォーキング開始ですね・・・
 
目白通りの目白坂下の交差点を渡って・・・関口台公園ってのがありました。
冬のお昼前・・・まだ低い冬の陽が色付いた葉を輝かせていました。
この公園,実は・・【マレーシア大使館の跡地で、関口台地の東斜面を利用した公園です。池の前面に明るい芝生地が広がっていますが、背景の斜面地は山地の景観をつくり出しています。そこにはヤマモミジが多く植栽されているため、秋には紅葉がとてもきれいです。モミジの下には様々な種類のツツジが植えられ、春には花が斜面地を彩ります。その他サクラなども散在しています。】だそうです。
っていうか,大使館の前は?って突っ込みたくなりますけれど・・・。
でも,身近な公園で・・・いいですね。
眩しい紅葉です。
最近買った文庫版「大江戸地図帳」を見ても・・・この辺りは・・・特に大名屋敷って感じでもないですね。
っていうか,この先の音羽町かいわいは・・・岡場所だったそうです。
でも,この公園・・・池も岡も設えてあって・・・ちょっと日本庭園風ですよね!
午前遅い公園はのどかです。
一人ふたり・・・うたた寝している人も居ましたけれど・・・。
冬の陽も,今日はそれでも暖かです。
ここから目白の台地の上には坂が伸びています。
鳥尾坂ですって。そして関口町って堰があったからなんですね。
  
クスノキが2本あって・・・登るとカテドラル聖マリア大聖堂です。
【高さ39.4メートル。8面の双曲抛物面を垂直に近く立てた構造は、一大十字架形をかたちづくっています。外装のステンレス張りの輝きは、社会、人心の暗闇を照らすキリストの光を思わせるものです。】だそうで・・・【意匠:丹下健三】だそうです。すごい!
目白通りの銀杏並木があって・・・講談社の野間祈念館があります,椿山荘もここですね。
和敬塾ってのがありました。【財団法人和敬塾は、首都圏のさまざまな大学で学ぶ男子学生のための学生寮です。現在、学部生、院生、海外からの留学生を合わせて、およそ600名の若者がここで生活しており、所属大学は約50校にのぼります。】だそうです。
その西のKKR運動場を抜けて新江戸川公園の方へ,降りて行きましょう!
まだ,街まちには,秋の色合いが残っていますね。
そして,眺めている紅葉は・・・新江戸川公園です。
【細川家下屋敷の庭園の跡地をそのまま公園にした回遊式泉水庭園です。目白台台地が神田川に落ち込む斜面地を活かし、変化に富んだ景観をつくり出しています。湧水を利用した流れは「鑓り水(やりみず)」の手法をとりいれて、岩場から芝生への細い流れとなり、その周辺に野草をあしらっています。池はこの庭園の中心に位置し、広がりのある景観をつくりだし、池をはさんで背後の台地を山に見立てています。その斜面地は深い木立となっていて、池に覆いかぶさるようにヤマモミジやハゼノキの一群が、秋には真っ赤に紅葉した姿を水面に映し出します。山に続く園路は深山の中の自然の尾根道のようです。所々に開けた空き地があり、ベンチが置かれています。もともとそこからは、木々の梢の間から池や低地の町並みを見渡せるようになっていましたが、木の生長とともに森の中にいるような雰囲気となりました。】だそうです。
特にこの季節,秋が冬へと移っていく頃・・・日本庭園の寂寥はいいですね。
回遊式庭園ですので,ぐるぐると・・・・・
少し進むと,景色が変化していくようになっていますね。
【回遊式泉水庭園:大きな池を中心として、その周囲の園路を歩きながら、様々な風景の移り変わりを観賞出来るように計画された庭園の様式の一つです。新江戸川公園では、門から入り大泉水への視界が展開されます。そして園路を進むにしたがって、池や背後の山並みの眺めの移り変わりを、また振り返った時、池を借景とした松声閣の眺めを楽しむことが出来ます。また樹林の中の山道をしばらく登った時、樹間から眺められる大泉水の眺めが印象的です。そして園路にそって池を一周し、最初に見た風景を振り返るように設計されています。】です,です。
入り口近くにあったのは【松声閣(公園入口付近にある。元々細川家の勉強所。その後は集会所として使われていたが、大正時代の建築物で建物の老朽化が激しく現在は使用禁止になっている。)】だって。
松の雪吊りって・・・世俗に毒されてみると,この時期,クリスマスツリーっぽいですよね。
場面々々で,彩も変化していきます。
雪でも降って積もれば・・また,それは風情があるでしょうね。
青空の下っていうのが,また,冬だけに,少し空気の緊張感も感じることが出来ます。
明治時代には細川家の本邸だったそうです。
ただ只管,景色を収めて行くって感じでした。
既に葉を落とした木々とのコントラストが,よいです。
まだまだ,紅葉も美しく残っています。
初冬の多忙な出張の中では,こういう景色を眺めることが出来るだけでも気持ちいいいです。
そこそこ,人々が,回遊してらっしゃいました。
ビジネスマンで・・・次の予定時間まで少しあって・・・っぽい人も・・
それに,外国の方(って日本在住なのかも知れませんが)で,ちゃんとビジネススーツの方とか・・・。
陽光に当たる紅葉もステキです。
ファインダーの中ではもう圧倒されますね。
のんびりと昼食かな? 多分学生さん・ ネコちゃんと・・・。
   
東京には,こういった庭園が多いですね。
そして,それは上京の楽しみにもなります。
今日は時間が結構あったので・・写真の枚数も多いっす。
勿論,こういう日本庭園は,少し目線を変えるだけで,違った美しさになっている様に出来てもいるのですが・・・。
ただ・・・歩きまわるには荷物は確かに重かったのですが・・・。
【雪吊(ゆきづり/ゆきつり)は、冬季、雪が付着することで、樹木の枝が折れないように、縄で枝を保持すること。雪つり。樹木の幹付近に柱を立て、柱の先端から各枝へと放射状に縄を張ることをりんご吊りといい、雪吊の代表的手法である。これは、明治以降、西洋リンゴの栽培が日本で始まり、リンゴの実の重さから枝を守るために行った初期の技法に由来する。また、美観目的で、りんご吊りを模して樹木の周囲に縄を張ったものも、積雪対策ではないが雪吊という。 そのほか、高い樹木の幹から縄を張ったり、低い樹木の周りに3〜4本の支柱を組んで縄を張るものもある。また、枝をまとめて縄で縛ったものをしぼりといい、これも雪吊の一種である。】だそうですよ。
池には,鯉が居ます。
青空との対比がきれいですね。
さて,行け回りはぐるりと回遊しましたね。
神田川沿いなのですが,まぁ,神田川は治水によって出来た水路ですので,元々の台地の上に向かって,自然を使って庭園の中に岡/山も設えてありますね。
少し登っていきましょうか・・・・。
木漏れ日による斑な陽射しの模様も,いい感じです。
さて,永青文庫があります。
【永青文庫(えいせいぶんこ)は、東京都文京区目白台にある、日本・東洋の古美術を中心とした美術館である。旧熊本藩主細川家伝来の美術品、歴史資料や、16代当主細川護立の収集品などを収蔵し、展示、研究を行っている。また、熊本市の熊本城二の丸にある熊本県立美術館が「永青文庫展示室」を設け、永青文庫所蔵品の一部を年に数回入れ替えながら展示している。】です。
展示の見学はしなかったのですが・・・・。
離れ・・でしょうね,別館もあります。
スダジイが・・・2本・・・一つは細川護煕元首相の所有だそうです。
【永青文庫は目白台の閑静な住宅街のなかにあり、1950年(昭和25年)、第16代当主細川護立(1883年 - 1970年)によって設立された[1]。護立は旧侯爵、貴族院議員で、国宝保存会会長などを務め、戦前・戦後の日本の文化財保護行政に多大な貢献をしている。「美術の殿様」と言われ、美術品収集家としても著名であった。文庫の所在地は細川家の屋敷跡であり、建物は昭和時代初期に細川家の事務所として建てられたものである。文庫名の「永青」は細川家の菩提寺である正伝永源院(建仁寺塔頭)の「永」と、細川藤孝の居城・青龍寺城の「青」から採られている。一般公開されるようになったのは、当主が第17代細川護貞(もりさだ)になった1972年(昭和47年)からである。貴重な国文学の古書籍も所蔵され、一部が汲古書院より、影印本『細川家永青文庫叢刊』で出版された。】だそうですので,また来てみましょう!
紅葉の美が景色のアクセントになっています。
【現在の建物は旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設されたものです。 】ですって。
さて,また公園の方に戻りましょう,大方,拝見出来ましたし・・・・。
今年はあまり紅葉にひたらなかったかなぁ・・って思っていたら,最後,結構堪能出来ました。
良い御庭でした。
2004年に早稲田で学会があった時,門までは来ていたのですが,朝早くって入ってなかったので,今日は,本当に良かったですね。
【江戸川公園は細川家の屋敷跡を利用した庭園。地形を生かした回遊式泉水庭園。庭園には季節によってさまざまな花が咲く。江戸川とは完全に離れた所にあるこの庭園が何故このような名前になったかというと、昔は庭園の前を流れる神田川のこの辺りの部分を江戸川と呼んでいたため。昭和40年の河川法の改正によりこの川は神田川と統一された。 】ってのもありました。
   
そうですよね,江戸川って,千葉との県境ですものね。・
   
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さて,神田川沿いにすぐ東には水神社です。
大きな2本の銀杏です。
黄色の葉は,もう可也,落ちていますけれど・・・。
【いい伝えによれば、水神が八幡宮社司の夢枕に立って、「我水伯(水神)なり、我をこの地にまつらば堰の守護神となり、村民をはじめ江戸町ことごとく安泰なり」と告げたため、ここに水神を祀ったという。日本最古の神田上水は徳川家康の命により大久保藤五郎によって開かれた。井の頭池を水源とし、神社の前を流し、すぐ下流の大滝橋あたりに堰を築き、水位を上げて上水を水戸屋敷に入れ、樋(とい)で地下を神田や日本橋方面に流した。】です。
さてその横には,胸突坂です。
   
神田川沿いに東へ・・・
【関口芭蕉庵(せきぐちばしょうあん)は、東京都文京区関口にある史跡。かつて松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わった際に住んでいた住居跡が元になっている。敷地内は芭蕉堂や庭園、池などからなっている。】がありました。
神田川っていうか,上水ですね。
井の頭公園に行った時には,その源も見ましたけれど・・・。
川沿いが江戸川公園です。
【関口台地の南斜面の神田川沿いに広がる東西に細長い公園です。台地の斜面に自生する雑木林と園路を主体とした公園でしたが、昭和59年(1984年)に神田川の拡幅工事に伴い改修されました。細長い公園なので園路を散策すると、様々な景色がパノラマのように展開します。川に沿ってソメイヨシノが続きます。途中で園路が二手に分かれたり、様々な重量感のある石が添えられた石の広場や、西洋風の山小屋を模した時計搭のある四阿(あづまや)、藤棚のあるテラスなどがあり、変化に富んだ景観となっています。テラスの先には石組みの池があり、神田上水取り入れ口に使用されていた大洗堰を復原しています。斜面地には浮き橋状の遊歩道があり、斜面の樹木をいためないようになっています。深い樹間をつづら折に登ると最上部につながり、早稲田方面を見渡せるようになっています。】だそうです。
桜の頃もいいでしょうね。
大槻の世代は「神田川」というと「ただあなたの優しさが怖かった」っていう「かぐや姫」の「神田川」をつい口ずさみますが・・・。
細長い公園ですけれどね・・・。
冬の青空が広がっているので,こんなに歩くのもOKです。
江戸の治水ってすごかったって話ですよね。
  
江戸川橋駅の交差点辺りが,この後援の入り口っぽいdすね。
そして,神田川の一本,目白通り側に,正八幡神社がありました。
お参りしておきましょう!
この坂下には3つほど,お寺さんが並んでいました。
ひっそりとした佇まいでした。
御神燈が掛ってますよね・・・。
そして,何故か・・・ポンカン?かな・・・シトラスです。
  
この神社の前の坂は目白坂だそうです。
  
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さて,時間がまだあります・・・・では,ここから日本臨床環境医学会編集委員会の霞が関まで,徒歩しましょうか! 南へ,南へって感じです。
牛込天神長で早稲田通りに入って,そこから,牛込中央通りへ折れます。
古い家屋のお店なんかもあって・・・この通りは,新潮社とか中外医学社とか,東映アニメとか,旺文社とか,アディダスとか・・・ありました。
大久保通りを越していけば・・市ヶ谷です。
ここの釣り堀の処だけ,江戸城の外濠が補足なっていますね。
そういえば,今朝もこの辺りに来ました・・・・日テレ通りです。
新宿通の手前は,善国寺坂です。
新宿通を越えて城西国際大学の脇を抜けて永田町の方へ。
そこから議事堂の前,議員会館の前,首相官邸の前を抜けて,内閣府下の交差点から特許庁を越えて,霞が関ビルまでです。
  
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霞が関ビル,最上階・・・は東海だいがくのフロアーで,会議室やレストランや・・・眺めもとってもいいですね・・。
新橋〜台場〜三田の方向です。
議事堂や首相官邸も・・・。
・・・・・・
会議の後は夜でした。
議事堂やタワーの夜景です。
  
街はイルミネーション鮮やかです。

品川駅では,袋を担いだサンタさんが,走っていました。